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節分レクにて [レクレーションとリハビリについて]

今年も節分に、鬼の格好をした職員が登場し、

年男、年女の紹介があり、

豆まきと称するお菓子撒きを行いました。


お菓子は棒付飴、個包装の豆菓子、チョコレート、

その他柔らかい麩菓子、ぼーろ、小さなゼリー等、

職員がいろいろなリスクを考えたうえで選んでくれていました。

床に撒くわけではなく、大きなテーブルを利用者さんが囲んで

そのテーブルの上にお菓子を撒いていきました。

もちろんたくさん自分の分を確保する方から、

まったく取れない方までいろいろですが、上手に職員が入り

できるだけその人に合った形態のお菓子を本人の手元に

置いていました。


ただ、油断ならないことに、レクレーションが終わって

いつものフロアーに戻るや否や、すぐにお菓子を口にする人が多く

中にはビニルまで口に入れている方も発見し、

ピーナッツなどの豆類も詰まらないようにきちんと見守りしなくては

とても怖い怖い、と職員皆で声を掛け合ってフォローしました。

この時ばかりは糖尿病の方もある程度の間食は可としたり、

食べて良い時間帯を考えてずらしてみたり、と工夫をして

できるだけ普通に参加できるようにしています。

食形態別に、合ったお菓子を選ぶのがとても難しいですが、

施設により制限の厳しさも違うので、キリがないところですね。

何かあった時に対応ができるかどうか、で怖いと思えば

それだけ制限を厳しくするのだと思います。



この日に偶然、ショートステイを利用していた方も

とてもうれしそうに笑顔でポケットからお菓子を取り出して

召し上がっていました。


中には感激して涙している利用者さんもいて、

昔ながらの行事だけに、馴染みのある豆まきを

皆様とても楽しまれたようでした。

終わったあとの、誰が年男、年女、誰が大正何年生まれ、

なんていう年齢の話も盛り上がり、近い年代の方同志

同じ時代を過ごしたことで親近感が持てたことと思います。
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日常でないとき [レクレーションとリハビリについて]

朝からソワソワと、身なりを整え、お化粧したり

お出かけの準備をして、家族が来るのを待ちます。

バザーや出店の始まるまでの時間、まだかまだかと

気持ちが高ぶっていつもより少しアドレナリンが多く分泌して。


家族と一緒に洋服を選ぶ時などの

生き生きとした表情をされている利用者の姿。

お昼の給食とはちがう出店の焼きそばや、助六。

そして家族の介助も多くなります。

これはいつもの食事と形態も違って、誤嚥や窒息など

普段以上に注意をして、目を見張らせていなくてはいけません。

吸引器なども咄嗟のときに備えて準備しておきます。



たくさん食べすぎて、吐いていしまったり

興奮気味で、意識消失される方や

疲れて居室に戻り休まれる方。

喉元で痰がゴロゴロされていて、吸引しようか、

自己喀出で大丈夫なのか、

楽しい時間がすぎて、熱が出たりする体調不良の方はいないか、

その日の天候が暑かったり、寒かったりで風邪をひいたりしないか

いろいろな心配が頭をよぎります。



食事以外のおやつを購入する機会があると、必ず困るのは

糖尿病の方の間食についてです。

どこまで良しとするか。

たぶん施設によっては医師の指示を仰いだり、

きちんとした許可が必要なところも多いと思います。

それぞれのの施設のやり方しだいで、糖尿病の重症度にもより

安易に良いとも、ダメともいえないところです。

ただ、食事制限している方のストレスというのは、どう考えても

心身に良い影響があるとはいえません。

適度なストレス解消のための間食というのも認められて良いはずです。

そんなことを考えながら、臨機応変に対応していますが、

介護職が「まあいいじゃん」

と思うことを医務が「だめ!」

という時、いろんな感情がすれ違いますね。

そこでトラブルにならないように、納得のいく話し合いができれば

と思いますが、特養は家と考えて医務が折れても良いのかな、

なんて個人的には思っています。

家にいたら、医者の言うことなんて真面目に守る人ばかりじゃないですものね。

それで身体の調子が悪くなったら、それは自己責任です。

介護職もその調整ができる立場にあるということを

常に意識してほしいです。


楽しい時間を過ごした後、心地よい疲れで、

夜はゆっくり眠れていることと思います。

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何が好きか?時間の使い方 [レクレーションとリハビリについて]

特養に勤務していますが、デイサービス同様にいろいろな

レクリエーションが行われています。

私自身は音楽が好きなので、ついつい誰でも音楽レクレーションに誘ってしまい、

皆を参加させたいと思ってしまうのですが、それは良くないですよね。


やっぱり中には

「私は音楽というのはあんまり・・・」

っておっしゃる方もいます。それだけでなく、

「今日はやめておくわ」

という方もいて、そうそうこちらの思い通りの参加状況にはなりません。

もちろん、音楽が嫌いとおっしゃっていてもよくよく話を聞くと

「自分で歌うのは下手なのでだめなんです。聞くのは好きなんですけどね。」

という方もいるので、きちんと本音を聞いてあげられることが大事だと

つい最近も感じたことがありました。



そして身体を動かすほうが好きな方、ボール等を使って行うゲームや、

塗り絵や切り絵などの簡単な手作業など、

いろいろな時間の過ごし方がありますが、嫌いなことをして過ごす時間と

好きなことをして楽しく過ごせる時間と、言うまでもありませんが

身体にも影響があることは間違いありません。


イライラがどれくらい身体に悪影響か、

逆に好きなことをして過ごす時間は、たとえターミナルに近い方でも

何物にも代えがたい大切な時間だと思います。


起きているのがやっとで、できるだけ安静にしていてほしいと思っていても

御本人が望むのであれば、命と引き換えにでもやめたくないことだってあるはずです。

そういう部分をどこまで認めてあげられるか、本人、家族が納得したうえで

叶えられる限り希望に沿って援助して、楽しませていきたいと思います。


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