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病院だったら [清潔不潔について]

手洗いの蛇口をひねることも不潔になってしまので

できれば自動でセンサー感知したら水が流れるタイプの

水道が望ましいですが、なかなかそうもいかず。

せめて手洗い後に蛇口を閉めるときは、手を拭いたペーパーで

自分の手で触れないように蛇口をしめます。



ハンドソープなどの容器の継ぎ足しも、一度きちんと洗って

しっかり乾燥させてから新しい液を入れます。

水分が残った状態というのは、どうしても細菌を繁殖させる

ことになってしまうからです。


手洗い後の手を拭くとき、もったいないから紙は1枚で、

なんていうのはもってのほか。耳を疑いました。

指先だけ洗うのなら、ふき取りもペーパー1枚で十分かも

しれませんが、介助行為をするのであれば、きちんと

前腕を肘まで石鹸をつけて洗いますよね。

ペーパー2枚だって水分を拭き取るのには足りないでしょう。


床におちたクッションをそのまま布団の上にあげるとか、

ベッドのコントローラーを床に置く?とか、

訳のわからない不潔行為はあきれるばかりです。



病院ではいたってあたりまえのことだと思いますが

たったこれだけのことを福祉施設では

統一するのにとてもエネルギーが必要になります。

床は不潔です。

床から30センチは不潔とみなしています。

靴を履きかえていたとしても、毎日床掃除をしているのなら

自宅と同じ考えでよいとしても、そういう場でも床は不潔に

感じてほしいと思います。


感染を防ぐには普段からそういうことにも

気を付けながら更に換気などにも気を配り

応用を利かせたいものです。





むせても食べたい [その他いろいろ]

いくら嚥下訓練しても、マッサージしても、

口腔ケアしても、お薬の副作用もあって

経口摂取にはどうしても限界がある場合でも

それをわかっていてもまだ

口からおいしいものを食べたい、

っていう願いが心の奥にあります。

そういうときに、医療は危険性を前面に出し

禁止や制限をしてしまいます。


そこを生活の視点で介護は

本人の希望をかなえてあげたい、

そう思ってほしいです。


無理してむせて、誤嚥して肺炎になって

熱が出たって、そうなるってわかっていても

食べたいものは食べたいんです。

家族だったら、食べさせてあげたい、

それで本人の願いもかなって

たとえ寿命が短くなったとしても

生きている意味を考えたら

きっと後悔なんてしないと思う。


背中を押すのは介護だと思う。


そのための知識や観察力を身に着けてほしい。


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