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摘便の前に [その他いろいろ]

摘便はよく介護職員から「お願いしまぁ~す。」

って声がかかります。

が。。。

本当に必要かどうか???

って感じることもときどきあります。

本当に自力で無理?とか。

これムリに出さなくても、とか。


で、本当に出そうで、出せなくて、苦しんでいるとき。


そういうときに、ちょっと肛門の周りを指で押してあげてみてください。

指を中に入れるのではなく、穴の周りを押すことで

出そうで出なかったものが、ちょっとだけ顔をだすこともあります。


それを繰り返すと、ちょっとだけ顔を出したものが

上手にでてくることもあります。



その前に。

洗浄してみて刺激を与えたり、腹部マッサージをしたりと、

色んな手法ももちろん試してみて、ですが。


介護職員がやってはいけない摘便、

でもやるしかないこともある、

どれだけの危険と、どれだけの苦痛を与えているか

それをきちんとわかった上で、

どうしても必要なときだけの処置としたいと思います。

救急搬送時 [その他いろいろ]

<119番で救急車を呼んで救急搬送を要請するとき>
 
 電話で住所、急変された方の名前、年齢を伝え、
 
 どんな状態なのか分かる範囲で説明する。
 
 息をしていない、脈がとれない、

 意識があるかないか、いつもより反応が悪い、

 胸の痛みを訴えている

 出血多量で血圧が急に下がった、

 嘔吐していて血圧が異常に高い、

 転んで動けない、→骨折の疑いかも?


などわかる範囲で説明します。

呼吸停止、心拍停止、胸痛発作などの専門用語は使わなくても

状況を伝えられればよいのですが、救急隊員の中には

緊急事態なのでわかるのですが、圧倒されてしまうような

すごい勢いで責めたてるように質問してくる方もいて

怖くて怯んでしまう介護職員も少なくないです。


先日聞かれたことですが、

「心臓が止まった時に誰かついていましたか?」

この質問にはびっくりしました。

いつ心臓が止まったって、誰が判断できるでしょう?

特養施設で心電図モニターをつけて救急隊を待っているわけではありません。

AEDがあればわかるかもしれませんが、ついていませんでしたから。

最終に脈拍を確認したと聞いている時間を伝えて、

私が到着したときに心音確認できなかったことを伝えても、

それでもまだ、同じ質問をされました。

「だから、止まった時にそばについていましたか?」


きちんと

「いつ止まったかわかりません。」

と答えましたが、こんな理不尽な質問もされることあるんです。


救急隊員の質問にはわかる範囲で、

わからないことは「わかりません」で充分です。


それよりも、感染症がある場合、それだけは最初に伝えるのが

良いと思います。救急隊員に感染しないために。




50時間の実地研修 [ケア連携]

喀痰吸引、経管栄養の50時間の研修で、筆記試験に合格すると

各施設での実地研修に入ります。


最低の回数として

口腔の吸引 10回

鼻腔の吸引 20回

経管栄養 20回

となっていて、それぞれ20~30程度の評価項目が定められています。

その評価項目がすべてきちんとできている、という回数が全体の7割以上、

最後の3回は連続してできていなくてはいけない、という規定があって

それをすべてクリアできて初めて県のほうから認定証をいただきます。


普段から慣れている職員なら、自分の悪い癖を直すくらいで

それほど難しいことではないかもしれません。

でも入ってようやく1年たったばかり、という経験年数で、

実際にやったことがないのなら、とても難しく感じてもおかしくありません。


そんな実地研修を行う時間をどうやって確保するかが難題です。


経口摂取の限界 [その他いろいろ]

きっと誤嚥性肺炎をおこすだろう、って思っていても

できるだけ口から、できるだけ美味しいものを

食べてもらいたい、っていう家族や職員の思いをどうにかしたい。


熱が出てしまった。

痰がでてきてしまった。

病院だったら食事をとめて、点滴をして、

そのうち食べ方を忘れてしまって。


でももしも家だったら?

少しでも食べれるようならむせながらでも食べてもらい

点滴は最後の手段。


では、施設ではどうしましょう??

家族を含めて話し合いの場をもち、専門職の意見と

どこまでできるかを考えりことしかできません。


点滴の力を少し借りて、少しでも体力がつけば

嚥下の力もかわってくるかもしれません。


そういう期待を込めて、点滴を選択することもあります。

ちょっとした質問 [その他いろいろ]

医療の事とは違うこともありますが

どうしてそれを医務に聞きます?っていう質問

爆笑ものだったりして余裕のあるときには親切丁寧に

お答えしますが、それが忙しいときだと冷たい対応になってしまいます。

そんな時はごめんなさい。m(__)m

看護師新人の頃は、先輩に話しかけるタイミングをよく探ったものです。


・インスタントコーヒーってどのくらい粉をいれればいいですか?

 →カップの大きさにも、好みにもよるけれど、スプーン1杯くらいかなぁ?
  ミルクやお砂糖はどうするか聞いてね、糖尿の人の場合はちょっと注意。


・これって、まだ食べても大丈夫だと思います?
 
 →開けた日付を書いておきましょうよ~~~。賞味期限とか。


・オブラートってなんですか?

 →粉薬が苦手な人とか薬を包んで飲むための溶ける薄い紙。
  濡れた手では溶けちゃうから触らないでね。
  最近はイチゴ風味もありますよ。
  筒の袋状になったものと、普通の丸や四角の紙みたいなの
  などいろんな形があります。


・洗濯機の中から〇〇でてきたんですけど、どうしたらいいですか?

 →それは医務ではなくてリーダーさんに伝えるか、申し送ってください♪


  


何でも聞いてOKなんですけど、そのうち若い子が

牛乳パックの開け方がわかりません~、とか

予想もしなかった質問をされるのではないかと想像してしまいます。

インスタントのコーヒーは入れたことない子にはわからないですよね、

でも、入れものの箱とか瓶にかいてあったりしませんか?

オブラートを知らないというのにも驚きましたが、今まで見たことなければ

聞いたことがないという子も介護職に就く時代ということですね。





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