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手の皮ムケ [皮膚のこと]

お恥ずかしい話ですが、ここのところ手のひらの皮ムケ、

指の間のただれがセットで治りにくいことが続いています。


どうみても真菌。。。

足なら水虫といってお馴染みですが、手の指の間にまでなんて

どんなケアをしているんだろう、っていう話になります。。。



どうしてこんなことになってしまうのか、というと

まず第一に不潔にしているから。

自分で手を洗うことのできる方は、ありえないことだと思いますが

自分で手を洗うことができず、食事も全介助、経管栄養という方になると

食前に手を洗う、せめて手を拭くということがきちんとできていないということです。


もちろんそれだけではなく、

第二に、手の指が拘縮してきていて、皮膚と皮膚が密着しているから

そこに菌が繁殖しやすい環境を作ってしまうことになります。



一日に何回か手洗いをして、抗菌剤を塗り、皮膚の密着を防ぐために

タオルを握らせたり、ガーゼに穴をあけて指を通し、指と指の間に空間を作れるように

いろいろな工夫をして治していっています。



それから、真菌による皮ムケかどうかという判断は本来皮膚科の医師が

皮膚を顕微鏡でのぞいたりしてきちんと診断を付けてから軟膏を処方されるものです。

私たち看護師が勝手に判断して良いものではありません。

ただ、医師の診察が難しいときには家にある、前に使ったことのある軟膏を

試してみるということは普通のご家庭で良くあることだと思いますので、

参考までに。。。。。





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