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軟膏の塗り方など☆ワセリン [皮膚のこと]

基本的に上塗りはしません。

皮膚を清潔にしてから軟膏類を塗布するのが原則です。

清潔な皮膚でなければいけない理由もきちんとあります。

でも、もちろん時々は上塗りしちゃうこともありますが。


例えば。。。

自分の身体から出る体液が付着することで皮膚が赤くただれてしまうことがあります。

これは人工肛門の周囲に怒おこりやすいですが、おなじように肛門の周りにも

ちょっとした便の付着ですぐに荒れてしまうことが起こります。

排泄した便が、直接、肌に付着しないように、排泄後にきちんと洗浄して優しく拭き

そのあとにワセリンを塗ることで肌をオブラートで包み保護する役割をしてくれます。



けれども排泄用のタオルで大雑把に拭き、同じようにワセリンなどを塗っても

便が少しでも残っていれば肌を守ることはできません。


胃ろうの周りには胃液、肛門の周りには便と一緒に腸液がついて出て

消化酵素が入っているので自分の肌を消化しようとしてしまうことになります。

表現が専門家っぽくありませんが、簡単にいうとそんな感じです。

それで人工肛門の張り替えの時もきちんと周りを清潔にした状態で

張り替えなくてはいけないですし、胃ろうの周りからほんの少し漏れ出る胃液で

周りの皮膚はただれてしまうことになります。



赤ちゃんのお尻が赤くなってしまうのも同じ理由のことがありますが、

病院にいた頃「アンダーム軟膏」を使っていました。

でもアンダームでかぶれのような症状が出る方もいるということで、

より副作用のすくない「ワセリン」「プロペト」を使うようになりました。

ワセリンもプロペトも同じですがプロペトのほうが伸びが良い感じです。

まだマウスケア用品が充実していない時代には、プロペトをリップ代わりに

口唇に縫っていたこともありました。


ワセリン、プロペトは皮膚保護の意味でも使えますし、

保湿の意味でも使うことができ、市販されているものなので

簡単に手にはいりますので使いやすいと思います。








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