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秋☆乾燥注意報 [皮膚のこと]

ようやく暑い夏が終わり、過ごしやすい秋になってきました。

そうなると、高齢の方の肌はカサカサになる季節です。

背中や腕や、腰回り、ひどい方は掻き傷だらけとなってきます。



痒いのだから痒み止めのレスタミンなどを塗るのですが、

痒くなった原因を考えて、予防的にも保湿することも考えます。

これは施設によって様々な対応があると思うので一概には言えませんが、参考までに。



まず、入浴後などにオリブ油やワセリンなどで皮膚を覆うことで

外からの刺激を遮断して、皮膚を守ります。



入浴前の服を脱ぐときに、カサカサとした皮膚の落屑が見られたら

入浴後に乾燥した部分にオリブ油を塗っておく、というのも

痒み予防の一つの策としています。


ただ、水虫や真菌と思われる場合には保湿することでかえって菌を繁殖させ

症状悪化につながるので注意しなくてはいけません。


ケア連携の研修でもありましたが、軟膏塗布するときに何も知らずに

薬を塗るのではなく、意味を分かったうえで薬を使って、

その後を観察することまで介護の方にも必要なこと、とされるようになってきています。

各施設によって、よく使っている軟膏があると思うので、よく聞く薬の名前は

どんな効果があるか、どんな時に使うのか覚えておくと良いと思います。






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