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緊急時の準備 [その他いろいろ]

地震・火事で避難する場合の持ち出し物品。

大学病院で働いていることは、カルテや日誌などの緊急時に

持ち出ししなくてはいけないもの、持ち出す方法など

細かく決められていました。

持ち出す方法って、リネンのシーツをいれる大きなコロ付の

布の袋でしたけれど、コロなのでカルテも温度版もなんでも入れて

すぐ運びましょう、っていう感じでした。


特養の避難訓練をみて、非常口の出口までの避難誘導はしますが

実際に持ち出すものとか、決められていなかったんです。

それを震災後はさすがにいろいろ考えるようになりました。

内服情報も、緊急時連絡先も、ファイルに綴じました。


そして誰が何の病気を持っているか、感染症はないか、

という情報も一覧表にしてまとめました。

感染症の人の体液に注意することと、

まさかとは思いますが、胃ろうがあることを気が付かなくて

緊急事態に職員以外の人が経口摂取すすめてしまうということも

一応視野に入れているのですが、イザという時がこなければ

なかなか真剣に考える時間もありません。


東海地震は注意情報(黄)予知情報(赤)と段階に分けて

情報が発表されることになっています。

予知情報は警戒宣言発令ということになるようですが、

その情報が発令された場合に行っておくべきこともあらかじめ

きちんと決めておくほうがいいと思います。


・利用者の所在確認→できればフロアーに集めるなど。

・お風呂に水を溜める。他にも水を溜めることができるならばためておく。

・カーテンを引いてガラスの飛散防止

・固定されていない家具、道具(ワゴン)などを紐で止める

・停電が起きることを予想して、懐中電灯の準備、医療機器の確認。

・吸引をしておく。
 
・在宅の酸素濃縮器を使用している場合は酸素ボンベに切り替える準備。

・テレビ、ラジオなどの準備をして情報収集の体制をつくる。

・職員も自分の携帯電話などを身に付ける。(必要だと思いませんか?)


思いつくところでこの程度ですが、

それぞれを誰が行うか、ということもきちんと明確に決めて

役割分担しておくとよいのでしょうね。

まだまだこれからきちんと考えなくてはいけないところです。



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