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経管栄養で迷うこと [ケア連携]

特養では病院のようにベッドで寝たまま経管栄養を

流す方ばかりではありません。

できれば車椅子やリクライニングなどで離床して

ユニットフロアーで経管栄養を流す人もいます。



自分が経口摂取できないのに、他の人が食べているのを

見せられながらの経管栄養っていうのは、どうでしょう?

自分だったらあんまりしてほしくない、って思ってしまいます。

でも、部屋で一人ぼっちの経管栄養も寂しいかと。


離床するかしないかという判断も、全身状態が落ち着いていれば

移動しても大丈夫、と判断しますがもしも熱があったら、

痰が多かったら、眠っていたら、といろいろ考えなくてはいけません。

熱があるという場合は安静が必要なら無理に離床させつこともないです。

熱の原因にもよると思いますが、痰が多いというのも

体位ドレナージなどを考えると、離床はかえって排痰を促して

一時的に痰が増えたとしても吸引できる準備さえ整っていれば

じっとしているより、身体を動かしたほうが痰の喀出につながるのでは?

と考えてしまいます。

寝ているから起こしていません。ベッドでお願いします、って

そういうこともありますが、逆にいつも起きているのに寝ていて注入って

寝ているのに無理やりご飯を食べさせるということ?と

悩んでしまいました。病院だったら普通に注入開始してしまうかもしれませんが

生活の場であるので、起きるまで待つ?ということもできますし、

それぞれの施設でのやり方というのがあるのだと思います。

施設のやり方で慣れてしまうのではなく、どの方法が良いのか、

もっと良い方法はないのか、良い場所、良い環境はできないのか、

そういうことを日々考えながら、体調に合わせた、気候や季節に

配慮した方法を考えて、経管栄養であっても生活を充実できる手段として

いろいろなことを試行錯誤していければ良いかと思います。
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