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車椅子は移動手段 [体位のこと]

車椅子にはクッションもなく、そのまま長く座っているとお尻が痛くなって

そのうちに皮膚が赤くなってきて、皮がむけてきてしいます。


いわゆる褥瘡となってしまいますが、私たちが座っているときは

無意識に少しずつお尻の位置をずらしたり、向きを変えたりして

全く同じ皮膚が椅子に面しているということはありません。

でも、自力でお尻を浮かすことのできない人は、ずっと同じ皮膚が

椅子と重なり合って、体重がかかり重力の方向にずれていきます。

圧迫されて圧がかけられてて、ずれによって摩擦力がかかれば

皮がむけてしまいますよね。

そこでせめてクッションをひいたりするのですが、

座るための椅子に比べて、車椅子はどんなに頑張っても

移動手段にすぎないと思うのです。

それでも椅子に座りかえるのが面倒なのか、椅子が足りないのか、

車椅子で昼間過ごしている人を目にするのです。

良くないことだと思っていますがなかなか指摘できないでいます。


車椅子を身体の大きさに合ったものにしたり、高価なロホクッション

を使ったりといろいろな工夫をしていますが。

たしかにお尻を痛いと頻回に訴えていた方が、ホロクッションを使うことで

痛みもなくなり、圧のかかり具合も良くなったようで褥瘡もなく

車椅子を自由に乗り回して好きなところに自分で移動できる、ということは

利点でもあると思います。

人それぞれの生活に合わせていければ良いと思いますが、

今は大丈夫な方も、年を重ねるごとに少しずつ動くことが少なくなって

今までなかったのに、あれ?どうして??っていうことが

あるかもしれない、って気にしていてほしいと思います。


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