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体温測定 [その他いろいろ]

体温計を脇に挟んで体温を測る、

ちょっと前までは水銀計が主流でしたが、今ではほとんどデジタル。

しかも1分くらいで測定できてしまい、とっても簡単。


ただ、甘く見てはいけないと思うのです。

手軽だから、嫌がる人にも簡単に測れるし、ということで

耳での短時間の測定でOKというものを使ったりすると

どうしても正確性に欠けると思われるのです。


本来の体温測定は中枢、身体の芯の温度を知りたいための測定です。

身体の中の炎症反応が起こっているかどうかを見極めるのですから、

体表の温度がいくら下がっていても、それは正確な体温ではないですよね。

高熱が出る場合に限って、手は冷たかったりします。


脇で測定しても体温計の挟み方が悪かったら、正確な温度にはなりませんし、

冷やしている場所は測っても意味がないものになります。


また、ずっと脇を閉じたままで布団にこもっていたりすると、

熱が閉じ込められて一時的にその部分だけの温度が上がっている場合もあります。


それから、暑い車の中にいた後、ひなたぼっこしていた、食事の後、

人間は普通に体温が高めになることもあります。

個人個人の平熱の違いもあります。


測り方ひとつ、とてもいい加減に測っては頼りになる値にならないのです。

37℃ちょうどでお風呂に入れるか、やめるかの判断をするのにも、

普段のその人の様子を知らなければ簡単に判断はできないことだと思います。



これは高齢者に限ったことではなく、赤ちゃんの体温測定でも

同じことが言えると思います。

もちろん、病院にいる子供や患者様できちんとした性格な体温が知りたい場合は

直腸計を使ったり膀胱温のセンサーが付けられたりしていて、

腋窩での測定とはまた違った測定方法になっています。


こんなこと知っている、当たり前、と思われるかもしれませんが、

忙しい職場でもちょっとだけ気にしながら体温測定していただきたいと思います。
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