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クッションや車椅子 [体位のこと]

病院にいた頃には普通の車椅子と、リクライニング、

そのくらいの区別はありましたが、それほどいろんな機能が

ついている車椅子は施設で働くようになって初めてみました。

そもそも「手引き歩行」という言葉も大学病院では

聞いたことのない介護用語で、「ご不浄」などという言葉も

しばらくは「牧場」に聞こえていたので、どうして「牧場」に

行きたいっていうのか不思議に思っていたくらいです。


病院では体位変換も専用の三角のクッションがあって

ちょうど肩からお尻のあたりまできちんと支えることができるものが

準備されていました。車いすに座りっぱなしという生活もないので

ロホクッションの必要性もありませんでした。

ポジショニングといっても、ベッド上での良肢位を保つことが多く

車椅子などでの姿勢にこだわるような時間は少なかったと思います。

施設に来て、専用のクッションではなく、座布団や枕を使っていることを

多く見かけるようになり最初は違和感を感じていましたが

それも少しずつ見慣れてくると、不自然ではなくなってきました。



車椅子についても、足台が横に開いたり、ボードでの移乗のため

手すりが上に上がったり、下がったり、取れるようになっているものや

背もたれの角度だけでなく、足の方の角度と連動して動くようになっている

車椅子などいろいろな種類があってそれぞれの使い方がわからず、

どこがどう動くのか、その都度やってみたりしながら覚えています。


専門の知っている人が必ずしもいるとは限らず、看護ではなく

介護職員の中でもそれほど詳しく知っている人ばかりではないので

せっかくの良い性能を持つ車椅子も、宝の持ち腐れになっている

という可能性もあります。


車椅子やクッションの選び方、なかなか勉強する場もなく、

現場での経験を積んで覚えていかなくてはいけない、というところです。。。

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