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入院される利用者様 [いろいろな病気のこと]

特養に入る方も重症化が指摘されていますが、

どうしても特養では責任をもって看られない、

病院だったらもっと治療方法がある、

検査ができて原因特定できる、

そんな場合はやはり総合病院などを受診していただき

入院となるケールも珍しくありません。

ターミナルの同意を得ていても、その時の状況で

家族が受診を選ぶこともあります。


家族の中でも意見が割れることもあり、

そんな時は

「看護婦さん、~いいですよね?もう。」

なんて意見を聞かれたり、同意を求められたり

することもあるのですが、私たちが助言しても

最終的に判断されるのはご家族です。

医者や看護師は特養施設でのメリット、デメリット、

危険性をきちんと説明して、状態を伝えます。


なかなか判断つかないご家族もいらっしゃいますが、

誘導尋問のように答えを導き出してはいけないし、

病院に受診してほしくても、いかない、という決断

をされる方もいます。

特養でのできる限りのことって、本当に難しくて

常時医師がいるわけでもなく、夜間は看護師がいないところが

ほとんどになっています。

病院ではなく在宅に近い医療体制であることをわかっていただき

それでも特養の施設でよいのか、きちんと確認することが

必要になってきます。


そして難しいのはそのタイミング。

少しずつ症状が悪化してきている、横ばいできている、

急変ではないけれど、一度検査してみては?

そんな時にどうやって家族にお話しするか。

受診しなくてもいいし、してもいい。


こういう連絡は、病状については詳しく説明できるから、

ということで看護師がしていますが、相談員や

施設ケアマネでもよいはずですよね。

きっと看護師より上手に家族の意思を確認できると思います。

病院で家族の相手をしていたけれど、病院に来る前の

家族の関わり方というのは、自分自身はあまり上手じゃないと

秘かに感じています。

医療を優先できるという立場で話をするのと、

その前段階とでは、違いが大きいと思います。


家族によっての個性も考慮しなくてはいけないだろうし。

そんなことを感じる出来事が11月は多かったです。






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