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ショートスティ中の発熱等 [その他いろいろ]

本来なら調子が悪いときには病院ではない特養施設の

ショートステイは利用しないことが普通だと思っています。

それでも利用中体調を崩される方がいて、ケアマネージャーを

通して家族に連絡をとり、帰宅できるものなら

家に帰っていただくことがあります。

熱が出た場合、目安として37,5度以上のときに、としています。


でも中にはどうしても家を留守にしている、他に用事がある、

そういう場合には熱がある状態で利用されていることを

御家族様に了承していただき、何かあれば夜間でも

お電話することがあるかもしれない、と伝えます。


解熱剤や他の症状に対するお薬も、持ってきていただければ

頓用の薬を投薬して様子をみることもできます。


本来は夜間看護師不在なので、お帰りいただきたい

と思いますが、事情もあり簡単にはいきません。

昼間のうちにどうにか異変に気づき対応したいものです。


現実的に解熱剤などさえあれば、どうにかなるのですが

それを使っても状態が改善しない場合、悪化していく場合、

夜間寝ているのなら朝まで様子をみて、朝一番に受診していただくよう

連絡をするのようにします。


現実的に家に帰っていただいてできることと、

特養の施設にいてできることと比べると、

家にいても家族が夜間ずっとそばに付き添っている家ばかりではなく

ときどき様子をみるだけならば施設にいても同じことになります。

受診をすすめるにしても、夜間や土日などの休日、時間外診療を

必要とする状態かどうか、様子を見れないくらいひどい状態か、

そこの判断をすることが大切だと思います。

その必要性がない程度の状態なら、家族に見れて、

施設で職員が見れないということはないと思うのです。

ただ、施設の感染の問題となると、インフルエンザやノロウイルスなどの

可能性がある場合はできればお帰りいただきたいと考えます。

もちろん施設にいてもらう場合は個室の隔離が必要になります。



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コメント 2

中山

特養の嘱託医は、ショートの方を診てくれないのでしょうか?
併設の施設の場合特養の嘱託医にショート利用者の健康管理の義務があると思います。
by 中山 (2013-04-26 13:54) 

ひーこ

そうですね。ショートステイ中は施設の嘱託医師が健康管理、で良いと思います。ただ、専門領域がありますので、難しいところです。
特に、普段は他にかかりつけ医があるということになると、その先生の治療方針もあることですし、勝手な処方もできないかと思います。
特養施設の嘱託医師は、毎日施設にいるわけではありません。
実際に診察をしていない患者様の診断をすることは無理があるかと思います。いつも通っている病院に行ってください、という判断をするということで義務を果たすということにはならないでしょうか?
by ひーこ (2013-04-26 22:33) 

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