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点滴の時 [ケア連携]

今回は点滴中の注意点です。

特養でも点滴することもあると思います。

看護師がつきっきりではないので介護職員が

点滴中のトラブルを発見することもあるかもしれません。

参考までに。

昨日の尿管のものと合わせて、個人的に考えたものです。

参考文献とかもないので、間違いでしょ!って思ったら

遠慮なくご指摘いただけると助かります。




<点滴中の注意点>

①点滴中に動くことで抜針することがないように、

 できれば点滴の前に体位変換や、おむつ交換等は

 済ませておくことが望ましい。

②点滴中の訪室のときには点滴の挿入部に腫れがないか、

 痛がっている様子はないか、点滴のルート内に血液が

 逆流していないか、薬液がきちんと滴下しているか、

 等を観察し、異常があれば看護師に報告する。

③点滴中におむつ交換や体位変換を行う場合は、

 ルートを引っ張らないように注意し、体位を整える際は

 挿入部の異常がないか観察をする。

④点滴の針が抜けているところを発見した場合は、
 
 針を自分の手に刺さないように注意して、

 アルコール綿で抜けたところを抑えて止血する。

 点滴がまだ残っている場合はクランプして止める。

 出来るだけ早く看護師に報告する。

⑤点滴中にどうしてもオムツの交換、体位変換が

 必要になった場合は、点滴のルートに

 引っかかったりしないように注意して行い、

 点滴挿入部の向きが変わることで
 
 点滴の滴下がなくなることもあるので終了時には

 点滴の薬液が滴下しているか、

 きちんと確認することが必要。
 
⑥点滴中に更衣が必要な場合は、点滴の針が入っている側を

 患側とすることで片麻痺の方の更衣方法を応用して

 無理のないように行い終了後には異常がないか確認する。

⑦点滴中、体動が激しく危険が予想される場合や、

 自己抜去などが予想される場合は可能な限り頻回に訪室し、

 場合によっては付き添いをするなどして対応する。

⑧点滴がなくなっていることに気づいたら、看護師に伝える。

 通常は点滴の管から空気が血管内に入ることはないので

 あわてることはない。

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コメント 2

介護職員

はじめまして。
うちの施設では、時々、点滴と食事の時間がかぶってしまうことがあるんです。
点滴中に、ベッドをギャッジアップし、起きてもらうことは問題ないんでしょうか?
by 介護職員 (2012-01-01 13:18) 

ひーこ

介護職員さま、コメントありがとうございます。
お返事遅くなり申し訳ありません。m(__)m
点滴中にベットをギャッジアップすること自体は
特に問題はないのですが、点滴の針が入っているところが
曲がったりねじれたりする動作で点滴が漏れたりすることが
考えられるので極力動かないほうが良いです。
ただ、留置針と翼状針と針にも種類があるので、
老人病院などで点滴を持続で24時間続けている場合は
留置針になるのなら、食事動作程度なら問題になりません。
翼状針で特に手首や、肘の内側に入っている場合は
ちょっとした曲げ伸ばしで針の先端位置がずれてしまので
注意されたほうが良いと思います。
by ひーこ (2012-01-07 21:57) 

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